経営成績等の概況

186期(2025年4月1日~2026年3月31日)

 当連結会計年度におけるわが国経済は、景気の緩やかな回復が継続しました。先行きについては、各種の政策効果もあって景気の緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、内外の政治・経済の動向や人手不足・賃上げ、物価高の影響などを十分に注視する必要があります。

 当社グループを取り巻く関連業界におきましては、主要取引先である自動車関連産業は、足元で生産台数が前年比増加に転じておりますが、米国の通商政策や中東情勢など、先行き不透明な状況にあります。

 鉄鋼産業は、建築向けを中心に需要が減少傾向にあり、また粗鋼生産量の減少傾向が継続するなど、予断を許さない状況にあります。

 このような状況のなか、当社グループは営業と技術が一体となり、主力製品や新製品の拡販活動等を積極的に推進いたしました。その結果、当連結会計年度の売上高は102億2千万円(前期比4.5%増)となりました。利益面では、営業利益は4億1千万円(前期比13.4%減)、経常利益は4億9千3百万円(前期比0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、株式会社中橋保温工業所の株式取得に伴い負ののれん発生益3千7百万円を特別利益に計上したこともあり、4億2千6百万円(前期比21.7%増)となりました。

 事業セグメント別の業績は、以下の通りであります。

①耐火物事業の売上高は、52億3百万円(売上高比率50.9%)と前期比4.4%減少し、営業利益は2億5千6百万円と前期比44.4%減少いたしました。
 耐火物事業の大半を占める鋳造事業は、売上高43億1千7百万円(売上高比率42.2%)とほぼ前年並み(前期比0.6%減)となりました。鉄鋼事業は、当社がメンテナンスを担当している高炉での受注減により、売上高9億5千5百万円(売上高比率9.4%)と前期比16.0%減少いたしました。

②エンジニアリング事業の売上高は、41億6千6百万円(売上高比率40.8%)と前期比19.3%増加し、営業利益は6億2百万円と前期比34.4%増加いたしました。
 このうち工業炉事業は、大型案件の進捗が寄与し、売上高14億7千6百万円(売上高比率14.5%)と前期比51.0%増加いたしました。環境・工事事業は、民間焼却設備を中心に安定した受注を確保し、売上高26億2千万円(売上高比率25.6%)と前期比6.0%増加いたしました。

③不動産事業の売上高は3億7千9百万円(売上高比率3.7%)と前期比0.8%増加しましたが、営業利益は2億8百万円と前期比5.1%減少いたしました。

④その他事業(日本ピーシーエス株式会社の塗料循環装置事業)の売上高は4億7千1百万円(売上高比率4.6%)と前期比0.9%減少し、営業利益は1千4百万円となりました(前期は2千8百万円の営業損失)。

 株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

代表取締役社長_大久保 正志

代表取締役社長

代表取締役社長_大久保 正志
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