■経営の基本方針

    当社は、経営理念として「創造性豊かな活力に満ちた役職員により、伝統を守りつつ、いかなる時代、いかなる環境にも適合する会社を目指す」ことを掲げ、株主をはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応え、会社の持続的な成長と企業価値向上を経営の最重要課題として取組んでまいります。

    ■中長期的な経営戦略と取組むべき課題

    当社グループは、「新製品の開発」「新市場の開拓」「新事業の構築」に向け、グループ一丸となって競争力、収益力、成長力のある企業体質の確立を目指してまいります。

    新中期計画(2016年4月~2019年3月)においては、「確固たる収益基盤の構築と安定配当の継続」「新市場・新分野への取組み強化」「海外市場への展開強化」をテーマに、具体的な経営課題として、国内営業部門の強化、海外市場への積極的な展開、生産性向上によるコスト低減および製品競争力の強化に積極的に取組み、利益率の向上を図ってまいります。

    市場別には、鋳造市場向けでは、主な取引先である自動車関連産業に対するシェアの維持・拡大に努めるとともに、誘導炉市場への取組強化および主力製品である黒鉛ルツボおよび不定形耐火物の更なる品質向上と新たな用途開発に努めてまいります。

    鉄鋼市場向けでは、更なる品質向上ときめ細かな対応により国内市場でのシェア維持に努めてまいります。

    溶解炉・環境関連市場向けでは、国内外のアルミ市場に対して、省エネ・高歩留まり炉である「ルツボ式連続溶解兼保持炉(MK炉)」とレンガを使用した「中小型溶解兼保持炉(NM炉)」の拡販およびその他溶解炉の炉修工事の受注拡大に取組んでまいります。

    海外市場向けでは、日坩商貿(上海)有限公司を核として中国およびアジア市場ならびに北米市場への積極的な展開、海外への技術供与によるロイヤリテイ収入の増加に努めてまいります。

    不動産事業では本社賃貸ビルと太陽光発電事業に加え、大阪工場敷地の一部を有効活用して貸倉庫を建設することにより安定的な収益確保に努めてまいります。

    経営管理面では、ガバナンス体制およびリスク管理体制の強化に努めるとともに、人材育成や関係会社の経営効率化にも積極的に取組んでまいります。